ごあいさつMessage
植物工場研究会(特定非営利活動法人)は、技術・経済的に持続可能な植物工場システムの研究・開発・実証・普及を通して、地球生態系の一員としてわたしたちが直面している食料・環境・エネルギー・資源問題の同時並行的な解決、そして生物・人・社会・地球にやさしい持続可能な未来における人々の心身の健康と生活の質の向上への貢献を目指しています。
地球規模の諸問題が深刻化するなか、社会課題の同時並行的な解決に貢献し、市民や従業員、そして植物工場にかかわる人々の生きがいの創出を目指す組織として、「学術と産業、市民の経済および社会活動の融合」そして「研究と普及の促進」のもと、多分野の方々と共創しながら、皆様と共に植物工場の研究と普及の多面的強化・発展を進めていきます。
植物工場と共にある持続可能な社会に向けて、皆様のご指導・ご協力・ご参加をどうぞよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人植物工場研究会
理事長

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植物工場研究会(特定非営利活動法人)は、省資源・環境保全的かつ高品質・高収入・安定生産による持続可能な植物工場システムの開発・実証・普及を通じて、21世紀における食料・環境・エネルギー・資源問題の同時並行的解決を、更には生きがい就労機会の増大による生活の質的向上に貢献することを目指しています。
この理念と目標達成に叶う経済合理性の追求と新技術の導入に前向きに取り組みます。
本会事業へのご理解・ご参加・ご支援・ご協力、ご指導を心からお願い申し上げます。
特定非営利活動法人植物工場研究会
名誉会長

植物工場研究会についてAbout Us
特定非営利活動法人 植物工場研究会は、技術的・経済的に持続可能(サステナブル)な植物工場システムの研究・開発・実証・普及を通して、わたしたちが直面している食料・環境・エネルギー・資源問題の同時並行的な解決、そして持続可能な未来における人々の健康と生活の質の向上への貢献を目指しています。
活動概要は、研究機関や企業グループとの連携による研究・開発、技術およびビジネス支援、植物工場の専門家を養成する人材育成プログラムの企画・運営、見学の受け入れ、広報活動も含む国際事業など多岐にわたります。
環境制御技術を活用した植物生産における世界的な「学術と産業の融合」「研究と普及の促進」を、柏の葉スマートシティにある千葉大学柏の葉キャンパス内にて推し進めています。
施設概要OUR FACILITY
千葉大学柏の葉キャンパス(環境健康フィールド科学センター)の敷地内には6棟の太陽光型植物工場と4棟の人工光型植物工場、その他関連施設が設置されています。
異なる企業によって運営される各施設では、それぞれ多様な技術と方法を用い、人と環境にやさしいサイエンス農業の研究・実証が行われています。
植物工場研究会は、これら植物工場施設の運営管理を支援し、高度な学術的研究成果を産業実用化すべく、学術と産業界の連携促進に力を注いでいます。
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植物工場研究会の主な活動についてACTIVITIES
研究・開発R&D
食料・環境・エネルギー・資源問題の同時並行的な解決に資するためには、技術面・経済面で持続可能な植物工場システムの追求が求められます。
この課題解決に向けて、植物工場研究会は設立当初より、さまざまな組織・研究機関と連携して研究・開発・実証事業に取り組んでいます。
近年は、人工知能(AI)を活用した植物フェノタイピングと次世代型植物工場システムの研究開発や育種プロジェクトも進めています。
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調査研究委員会COMMITTEE
植物工場に関する専門的調査研究、また標準化を含む産業化促進のための研究委員会を企画・運営しています。今後は日本国内のみならず、世界的にこれら各委員会の研究成果を発信していくことを目指します。
- 養液コントローラー調査研究委員会
- LED植物照明調査研究委員会
- スマート植物工場調査研究委員会
- 生産性向上調査研究委員会
- 作業性向上調査研究委員会
- ヒートポンプ分科会
※過去に開催したものも含む
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ビジネス・技術サポートTECHNICAL AND BUSINESS SUPPORT
植物工場の普及のためには、研究開発と並行して技術面およびビジネス面でのコンサルティングやマーケティングなどの支援が欠かせません。
世界的に急速な広がりを見せる植物工場市場においては、国内企業・機関の海外展開支援も植物工場研究会の使命ととらえ、海外市場ニーズの把握・分析から事業化企画及び技術・販促支援など、研究・開発と普及促進をサポートしています。
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人材育成EDUCATION
勉強会
植物工場に関わる方々の相互向上、また最新・先駆的な情報共有の機会として、2009年よりほぼ月例にて勉強会を開催しています。
2019年3月には、参加者(累計)1万人を突破しました。
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研修
植物工場研究会では、2010年より植物工場に関する専門家養成のための人材育成プログラムを企画・運営・実施しています。
初級から上級コースまで、植物工場に必須の各種技術、培養液や栽培管理、経営・運営ノウハウなど、レベル別・目的別に構成、理論と実践を学べる総合的なプログラムです。研修の一部は農林水産省・次世代施設園芸地域展開促進事業として実施しています。
また、2018年10月に実施した海外の方向けの英語による5日間の初級研修プログラムでは、世界15カ国より約50人が参加しました。
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国際事業INTERNATIONAL OPERATIONS
海外における植物工場への関心の高まり、研究・開発や市場開拓のスピード化を背景に、植物工場研究会への要請も拡大しています。
教育・研究機関、政府関係者や民間企業による訪問・見学の受け入れから、人材育成、研究・事業のグローバル化促進支援などを含めて、国際プロジェクトマネージメントを実施しています。
また海外カンファレンスや展示会への参加・企画・マーケティング事業もサポートしています。
組織及び会員についてABOUT ORGANIZATION AND MEMBERSHIP
持続可能な未来のために、植物工場研究会の趣旨と活動にご賛同いただいた多くの企業・機関・個人に支えられています。
会員の皆さまとの意見・情報交換や企画の活性化をはかり、植物工場の未来を共に築けるよう会員制度の質的向上に努めます。
組織図詳細はこちら
定款ARTICLES OF ASSOCIATION
定款
事業報告ANNUAL REPORT
2019年度 事業報告書
2019年度 貸借対照表
2020年度 事業報告書
2020年度 貸借対照表
2021年度 事業報告書
2021年度 貸借対照表
2022年度 事業報告書
2022年度 貸借対照表
2023年度 事業報告書
2023年度 貸借対照表
あゆみHISTORY
設立までの経緯
2009年10月~ |
「植物工場研究会」による植物工場勉強会を開始 |
2010年1月21日 |
NPO法人設立説明会 於:千葉大柏の葉キャンパス |
2010年1月28日 |
特別会員(団体)、正会員(個人・団体)第一次入会をもって任意団体「植物工場研究会」発足 |
2010年2月4日 |
発起人会開催 於:千葉大学柏の葉キャンパス |
2010年2月18日 |
設立総会開催 於:千葉大学柏の葉キャンパス |
2010年2月24日 |
千葉県庁法人認証申請 |
2010年5月18日 |
法人登記完了 |
2010年6月10日 |
第1回理事会開催 |
設立後の経緯
2011年6月14日 |
植物工場開所式 太陽光型植物工場5棟、人工光型植物工場2棟、および研修棟など付属設備完成 |
2011年6月15日 |
植物工場見学受入開始 |
2011年7月1日 |
植物工場研修の開始 |
2012年12月 |
植物工場見学来場者数1万人に達する |
2014年 |
法人会員数が100社に達する |
2016年7月13日 |
第100回記念勉強会開催 テーマ「私の考える21世紀の植物工場」 |
2017年1月 |
植物工場見学来場者数3万人に達する |
2018年3月 |
山口利隆 理事長就任 |
2018年6月 |
古在豊樹 会長就任 |
2018年10月 |
植物工場国際研修(英語)の開始 |
2019年3月 |
勉強会参加者累計数1万人に達する |
2019年5月 |
植物工場見学来場者数4万人に達する |
2018年10月 |
古在豊樹会長 瑞宝重光章受賞 |
2020年5月 |
オンライン研修・勉強会の開始 |
2020年9月 |
「イノベーションネットアワード2020(第9回地域産業支援プログラム表彰事業)優秀賞」受賞 |
2020年9月 |
「植物工場研究会10周年記念祭 -10年のあゆみ、そしてSDGsの先へ-」開催 |
2022年9月8日 |
第150回記念勉強会開催 テーマ「施設園芸のCO2等のゼロエミッション化に向けて」 |
2023年5月 |
林絵理 理事長就任 |
2023年9月 |
JPFA植物工場国際シンポジウム(JPFA International Symposium on Plant Factory)開催 |
2023年11月 |
植物工場見学来場者数5万人に達する |
2024年10月 |
古在豊樹名誉会長 文化功労者に選出 |